最近「人生100年時代」などと耳にしますが、みなさんは将来の「お金の不安」はありませんか?
「投資」と聞くと難しく感じ、年を重ねて資金的余裕ができてから始める!という方が多くいらっしゃいますが、実は投資信託であれば1,000円から投資ができます。
若くてお金にゆとりがない方こそ、早く始めることをお勧めします!
なぜなら、投資金額は少額でも、長期間続けることでリスク軽減の効果は高まり、無理なく続けられるメリットがあるからです。
今後は「なぜそこまで資産作りが必要なのか」「どんな商品に投資するといいのか」などを、シリーズでお伝えしていきます。

ではまず始めに、人生のイベントにかかる具体的な金額と、世代に合わせた投資のタイミングを紹介していきます。

人生のイベントにはこんなにお金がかかるんです!

さまざまなイベントにより資金ニーズが生じます。

【20代】
働き始めてまだ資金的余裕は少ないかもしれません。独身であればなおさら資産運用の必要性は感じない方も多いでしょう。しかし将来、特に「住宅資金」「教育資金」「老後資金」は大きなお金が必要になります。その時に資金不足にならないよう、お金の収支を把握して、少しずつ将来のための資産作りをはじめましょう。

【30代~子供の教育期間が終わる頃】
結婚して子供が生まれると、子供の教育費、マイホーム購入後の住宅ローンの返済など、なにかと支出も膨らみます。なかなか資産作りどころではないかもしれません。それでも、ご自身や配偶者のゆとりある老後のために、資産作りを後回しにしないことが大切です。

【セカンドライフが間近な世代】
リタイヤ後の生活が気になりだします。仕事に費やしてきた時間が充実するように、趣味をみつけたり仲間を作る方もいるでしょう。そんな充実したセカンドライフを過ごすにはやはりお金が必要になります。そのためにも資金を蓄えられる最後のチャンスです!
しかしこの頃からは、資産を積極的に殖やしていくというより、安定的に運用・管理していくことが大切な時期ともいえます。ゆとりあるセカンドライフを送るために、毎月何にどれくらいの資金が必要か把握し、早めにマネープランをたてましょう。資金が必要になる時期や目標が明確になれば、どんな金融商品で運用すれば良いのかがわかります。

まとめ

お金の収支と人生のイベントにかかるお金を把握し、「投資」で賢く計画的に資産づくりをしていくことで、将来の「お金の不安」を軽減し、充実した日々を送ることができます。
NISAという個人投資家向けの税制優遇制度もあります。将来の自分自身やご家族のために、無理なく賢く「投資」を活用していきましょう。

次回は、「そもそもどうして投資が必要なの?②」として「定年後の生活」や「年金」についてご紹介します。

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