最近、株式市場が大きく変動した際、新聞やネット上に『VIX指数』という言葉がよく出てきます。
「市場の不安心理を表わすVIX指数が…」「VIX指数が上昇したため…」「VIX指数が落ち着き…」など、株式市場変動に密接に関係する指標として使われています。

別名:「恐怖指数」

volatility(ボラティリティ)とは価格の変動の大きさを示す指標

数値が高いほど投資家が先行きを不安に感じているとされている

VIX指数とは

volatility index(ボラティリティ・インデックス)の略で、ヴィックス指数と読みます。
シカゴ・オプション取引所がS&P500を対象とするオプション取引の値動きをもとに算出し公表しています。このVIX指数は通常時は10~20の範囲内で推移しますが、相場の先行き不安が生じた時などに大きく上昇する特徴があることから「恐怖指数」とも呼ばれています。2008年10月のリーマンショック時には89.53まで上昇しました。

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