いよいよ来月から始まる『つみたてNISA』。サラリーマンの資産形成の強い味方として雑誌やネットで話題になっていますが、実際にどれくらい「お得」なのか?について、具体的に数字で見てみましょう。

【お得1】運用益が非課税

つみたてNISAは、年間40万円の非課税枠を20年間に利用することができますので、最大で800万円の非課税の投資ができることになります。本来、投資に対する運用益には20.315%の税金がかかりますので、「お得」な金額は次のようになります。

*「お得額」はつみたてNISAを活用したことにより支払わずに済んだ税金額

*現在の税制・税率が今後20年間不変だったとして計算

【お得2】割安なコスト

つみたてNISAは、金融庁が認めた一定の投資信託が対象商品となっており、コスト(販売手数料・信託報酬)が割安となっています。公募投資信託の場合、手数料は通常1~3%のものが多いのですが、つみたてNISAならゼロ、信託報酬も一定以下の割安な水準となっています。
それでは、お得額を計算してみましょう。

*「お得額」は同種の投資信託をつみたてNISAを活用したことにより支払わずに済んだ手数料額

【お得3】ドルコスト平均法が使える

つみたてNISAは、毎月積立て形式で購入するため、ドルコスト平均法という購入価格を低く抑えることができるテクニックを使えます。ドルコスト平均法とは価格変動する投資商品を一定額を購入し続けることで、自動的に「価格が高いときには少なく」「価格が安いときには多く」購入することになり、平均購入価格が低く抑えられるというものです。

どうですか?具体的な数字で計算してみると、ずいぶん「お得」なのがわかりますね。
「お得」が満載のつみたてNISAを上手に活用して資産づくりに役立てましょう!!

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