昨年このT-lifeに掲載したトヨタすまいるライフさんからの記事『家族全員アーティスト宣言!』に触発され、手軽に飾って楽しめる『つるし雛』作りに挑戦してみました。

『つるし雛』とは

江戸時代、一般家庭では『段飾り雛』はとても高価で手に入らないものであったため、お母さんが小さな雛人形を手作りし、天井からつるして子供の無病息災を祈ったのが始まりだと言われています。
現代は住宅事情から大きな『段飾り雛』に代わり、コンパクトな内裏雛だけの『親王飾り雛』が人気となっています。さらにコンパクトな『つるし雛』は、手軽な雛飾りとして玄関やリビングなどのインテリアとして活用できそうですね。

材料はインターネットで注文

インターネットで検索すると、「つるし雛キット」として千円程度から1万円を超えるものまでさまざまなものがありました。今回はお試しで2千円程度のものを注文。翌日にはこんな材料が届きました。hina170112_1

「キットにはちゃんと作り方や型紙まで同封されていて、初めてでも安心です。家族みんなを動員して、型紙をチョキチョキ、台紙をチョキチョキ、何年ぶりかの共同工作の始まりです。
台紙には立体感を出すためにウレタンを貼って、その上に可愛らしいちりめん生地を貼り付けます。
貼り付けるボンドはキットに入っていませんでしたのでので、自分で用意しました。
紅梅・白梅は、花びら感を出すために簡単な刺繍を施します。雛祭りに飾る梅には「花のように可愛く育ちますように」という願いが込められているということなので、心を込めてひと針ひと針縫いました。

ずいぶんできてきました。最後のパーツは宝袋です。「たくさんのお宝が入りますように」「お金に困らないように(これ大事!)」と願って作りました。

すべてのパーツができたところで、赤い台布にひとつひとつ飾り付けて完成!
我ながら、なかなかうまくできました!

作成時間は3時間。ほとんどのものが簡単にできたのですが、ひとつ手こずったのは菱餅。しっかり角を付けてきれいな菱形に整えるのが意外に難しかったかな。

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少々早いのですが、玄関に飾ってみました。2千円で3時間とは思えない出来栄えでしょ?!
お雛さんに限らず、このやり方で季節ごとに花や絵を付け変えたものを飾れば、玄関のインテリアになりそうですね。毎回家族でワイワイガヤガヤしながら作るのも楽しいですし。
皆さんも挑戦してみませんか?

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