「ライフプランセミナー」って?

先日、トヨタグループ従業員向けに、セカンドライフを充実したものにする為にどう資産を有効に活用していくかをテーマに「ライフプランセミナー」を実施しました。対象は40・50歳代の本格的資産形成層で、今回は36名(ご夫婦15組)が参加し大変盛況なセミナーでした。
マイナス金利が導入された後だけに、預金への影響等にご関心があるかと思っていましたが、ご質問はNISAに集中しました。NISAは上手く活用すれば大変お得な制度です。しかし、意外な誤解があるようにも感じましたので、セミナーで出たお客様のご質問をまとめてみました。
参考にして頂ければ幸甚です。もちろんプレミアサロン豊田やお近くの東海東京証券の支店、コールセンターにお電話頂ければ詳細を分かりやすくご説明致します。
NISAって?
- 質問1
- NISAの買い付け額は、5年間で120万円ですか?
- 回答1
- 年間の買付金額が120万です。その後は暦年毎に120万円の買付が出来ます。『NISA』は平成26年1月からスタートし当初の買付額は100万円でしたが、今年から120万円に増額されました。
- 質問2
- 昨年NISAで100万円を買付ましたが、今年は枠が120万円になったと聞きました。昨年の分はどうなるんですか?
- 回答2
- 昨年の分はもう終了です。120万円への拡大は今年からです。また、昨年80万円しか買い付けしなくても、20万円が今年に繰り越すことは出来ません
- 質問3
- NISAで買った株式が値上がりしたので売却したのですが、またその枠を使って買付できますか?限度枠は何回も使えるのですか?
- 回答3
- NISAは枠の設定ではなく、買付金額の合計なので120万円を買付けた場合、その年のNISAはもう使えません。120万円に達していなければ残りの金額はNISAで買付け出来ます。
おさらい
ここでNISAについての基本的なおさらいをしておきましょう。
・口座を開設できる人・・・開設する年の1月1日現在において満20歳以上で国内に居住している人*
・対象となるもの・・・・・国内上場株式、国内ETF(上場投資信託)、J-REIT(不動産投資信託)、国内ETN(指標連動証券)および国内公募株式投資信託
・投資できる期間・・・・・10年間(平成26年1月1日~平成35年12月31日)
・投資できる金額・・・・・毎年、新規購入額で120万円まで
・非課税期間・・・・・・・5年間 非課税投資総額は最大600万円
(年間120万円×5年)
*20歳未満の人はジュニアNISA(非課税枠80万円をご利用できます)
NISAは難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、よくある質問と解説を追加で掲載しておきます。
- 質問4
- NISAで買付し、売却をせずに非課税期間(5年)が終了したらどうすれば良いですか?
- 回答4
- 二つの方法があります。①課税扱い口座(特定口座や一般口座)へ移管する。②翌年(6年目)の非課税投資枠へ時価120万円を上限に移管する。
ここで要注意なのは、利益が出ている場合です。①の方法をとると、折角非課税で売却できるのに、移管後売却した場合利益に課税されてしまいます。②の場合は、120万円を超えてる部分は移管前に売却すれば非課税を適用できます。
- 質問5
- NISA口座の開設は、いつでも出来ますか?
- 回答5
- 平成35年までであれば、いつでも開設できます。但し、お一人様1口座のみです。
- 質問6
- ある金融機関でNISA口座を開設したのですが、違う金融機関でも口座を開設できますか?
- 回答6
- 金融機関の変更手続きをすれば可能です。ただし、各年のNISA口座での買付は1つのNISA口座でしか行うことができません。また、既に保有しているものを他の金融機関のNISA口座へ移管することは出来ません。
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