夏休みやお盆のシーズンは、レジャーや帰省などで家を空けることが多くなります。
また、風通しのために窓を開けたまま戸締まりを忘れてしまう、
というのもこの時期ならではのうっかりです。
そんな「スキマ」を狙っている侵入者から大切な住まいと家族を守るために
防犯についてあらためて考えてみませんか?、

『気をつけて! これが住宅侵入の王道手口!!』
空き巣や侵入の被害、人ごとではない時代です。
敵の動向を理解しておくことが、防犯の第一歩ととらえましょう。
●全ての空き巣が下見をする
「よし、ここに入ろう」と、いきなり泥棒に入る空き巣はまずいない。
留守がちか?侵入経路は?捕まるリスクはないか?金品はどれくらいあるか?など、入念に下調べをするのが空き巣の基本です。不審な人物が自宅の周りにいないか、日頃から注意しておきましょう。
●泥棒は窓破りの達人である
一戸建ては、窓ガラスを破っての侵入が被害の半数を超えています。
施錠された窓でも、侵入者はおかまいなし。ドライバーを使う「こじ破り」、ライターやバーナーなどの火を使う「焼き破り」など、敵はあらゆる手段を講じていとも簡単に窓から忍び込んできます。
●家にいても泥棒はへっちゃら
最近は、在宅中に侵入してあっという間に逃げる手口が増えています。
「うちはいつも誰かが家にいるから」と安心はできません。実は、侵入窃盗犯罪の約3割があえて「在宅時」を狙っているのです。プロの手口では、5分もあれば余裕で盗んで逃走できる場合も。
住まいと家族のための『おすすめ防犯7か条』

下見で「この家はやめよう」と思わせる
新聞・郵便物・洗濯物を放置しない。下見の段階で諦めさせる重要なポイントです。

1分の外出でも必ず鍵をかける
1分で楽々侵入。その後は居直りや立てこもりなど、身の危険も十分にあり得ます。

玄関先の不思議なマーキングは即消去
表札などに見覚えのないマークや数字。空き巣が残した目印の可能性が!

「25cmあれば侵入できる」と心得る
トイレの小窓や換気口など、開口部が25cm以上あれば敵は侵入してきます。

ニセ業者を見破る目を持つ
スーツや作業着などの姿でも、怪しい動きがあれば物色中のニセ業者かも?

窓とガラスの強化で窓を徹底的に守る
相手は窓破りの達人。専門家に相談して、強固なアイテムを導入しましょう。

カメラ・録画・人感照明は三種の神器
顔を見られるのが何よりキライな相手に効果抜群。カメラはダミーでもOK。
外出時のSNSの位置情報、どうしてる?

旅先などでSNSに投稿する際、位置情報をONにしていると、あなたの居場所が不特定多数の人の知るところとなります。その場所が遠ければ遠いほど、不在の状態がしばらく続くことも想像できるので、都度設定を確認してみましょう。たかが位置情報、されど位置情報。気を配りながらSNSを楽しみましょう。
新築でもリフォームでも 防犯にこんなひと工夫

防犯合わせ複層ガラスでガラス破りによる
被害に備える
2枚のガラスを貼り合わせ、その外側にさらに1枚のガラスを設置した「防犯合わせ複層ガラス」。中間に圧着された特殊な膜が、さらに強度を高めます。
被害に備える
2枚のガラスを貼り合わせ、その外側にさらに1枚のガラスを設置した「防犯合わせ複層ガラス」。中間に圧着された特殊な膜が、さらに強度を高めます。

センサーライトカメラで監視を強化して
侵入者をシャットアウト!
カラーTVドアホンと合わせて使用する防犯カメラ。カラー映像と音で状況を確認し、不在時には録画録音もできます。不審者が近づくと、自動点灯して威嚇も。
侵入者をシャットアウト!
カラーTVドアホンと合わせて使用する防犯カメラ。カラー映像と音で状況を確認し、不在時には録画録音もできます。不審者が近づくと、自動点灯して威嚇も。
