毎日うだるような暑さが続きます。今年は記録的な猛暑になりそうだとのこと。
夏バテしないで夏を乗り切るために、「眠り」にちょっとした工夫をして体調を整えましょう。

睡眠は量より質
ヒトは一晩の間、一定の周期で深い眠りと浅い眠りを繰り替えしています。
脳や身体の疲れを取るためには、この「深い眠り」が大切なのだそうです。
深く、質の高い睡眠を手に入れることで、疲れも取れ、スッキリとした目覚めを得ることができるのだそうです。
質の高い睡眠を得るコツ
①明るさ
ヒトは暗くなると睡眠ホルモンが分泌される仕組みになっています。
明るさを調節することで、睡眠ホルモンの分泌を促進することが大切です。
【就寝前】
就寝1時間前に少し照明を落とす
⇒ 夜のリビングの半分程度の明るさ(200ルクス程度)
暖色系の間接照明が良い
【睡眠中】
睡眠中はさらに暗く
⇒ 月明かり程度、部屋がぼんやり見える程度(0.3ルクス程度)
【起床時】
曇り空の明るさで目覚めるのがベスト
⇒ 遮光カーテンなどは避け、朝日とともに徐々に明るくなる環境を整えると良い
②温度
ヒトの睡眠は気温の変化によっても影響を受けます。エアコンを上手に利用して季節に合わせた温度調整をしましょう。
夏季:室温25~28度、湿度50~60%
冬季:室温15~18度、湿度50%前後
【就寝前】
就寝時に最適な温度となるように、あらかじめ室温調整
【就寝中】
就寝2~3時間後にエアコンが切れるようにタイマーをセット
※熱帯夜の場合は高めの温度で一晩中の起動も○
※扇風機は風が直接身体に当たらないよう上に向ける
【起床時】
起床の30分程度前から起動するようにタイマーをセットし、起床時に
ちょうど良い室温になるように設定する
③時間
ヒトの睡眠は約1時間半のサイクルで[深い⇒浅い]を繰り返しています。就寝から1時間半の整数倍の時刻に目覚まし時計をセットすると、ちょうど浅い睡眠の時にあたり、スッキリと目覚めることができます。
どれも今すぐできることばかりです。試してみませんか?
