5月29日トヨタ博物館が主催するクラシックカーフェスティバルに行ってきました。
今年で27回目を迎えるこのフェスティバルには、約150台の世界の名車が所狭しと大集合、一生懸命ミニカーを集めた子供の頃に戻って、とっても興奮しました。

朝一番からクラシックカーのパレード
トヨタ博物館の前でカメラを構えます。沿道はたくさんのクラシックカーファン。
次々にクラシックカーが走ってきました。
そうです、ちゃんと走るんです!博物館展示専用の走らない自動車ではなく、ナンバープレートのついた“現役”のクラシックカーなのです。
ハンドルを握るのは、そのクルマをこれまで大切に走らせてきたオーナーさん。沿道でカメラ片手に見物するクラシックカーファンに笑顔で手を振るその姿は、とても誇らしげで、まるで「自慢の息子を見てくれ!」と言っているようでした。人とクルマの関係って不思議ですね。
あ!オート三輪だ!
子供の頃、「毎度お騒がせしております~、ちり紙交換でございます~」というアナウンスとともに現れた青いオート三輪。なつかしいなぁ。たまに、曲がり角で転んでたなぁ。
ひとつショックなことが…。
なんと、ダブルXやスープラまで走っているのです。
スープラがクラシックカーだなんて(絶句)。
僕の中ではまだ最近のクルマですけど…。てことは、そういう僕もクラシック?
モリコロパークの広場に集合
パレードから帰ってきたクルマたちは、モリコロパークの広場に集合です。今度は、手が触れられるほど間近くでじっくり見ることができます。ボンネットを開けてエンジンルームを見せてくれたり、運転席を覗き込んだり、ファンにはたまりませんね。
このテールランプのクルマは何でしょう?
正解は、初代トヨタカローラです。
カローラはクルマの大衆化を一気に加速させた功労者(車)です。ちょうど今年カローラは50歳になるんですよ。
超クラッシックカー
また、公道パレードしなかった超クラシックカー、トヨタ自動車の原点「トヨダAA型」や、アメリカギャング映画に出てくるような「キャデラック452A」などのが園内を走る『CCC(クラシックカーサーキット)』や、1970年代スーパーカーブームの名車「ランボルギーニカウンタック」がエンジンをふかす『CCS(クラシックカースタジオ)』など、イベントも盛りだくさん。時間を忘れて楽しんだ一日でした。
ココロハコブ プロジェクト
最後に、トヨタの「ココロハコブ プロジェクト」東日本大震災支援コーナーで、収益金が寄付されるキャデラックのピンバッジを購入し、後ろ髪を引かれながら会場を後にしたのでした。
