我が社に、待ちに待った!世界初の量産燃料電池自動車「MIRAI」がやってきました。
写真や通りを走る「MIRAI」はこれまで何度も見ていたのですが、あらためて間近で現物を見ると、とても「力強い」印象です。ヒトが口を喰いしばったようなフロントビューのデザイン、たくさんの空気を吸い込むぞ!と大胆に主張する左右グリルの大きなエアインテーク、水が流れていくようなサイドフォルム。
「力強さ」と「しなやかさ」が調和する機能美、まるでスポーツ選手のようです。

早速、乗車しました!

加速は驚くほどスムーズ。電気モーターが前輪を駆動して、滑るように加速していきます。空気を取り込み水素で電気を発生させる時に僅かに聞こえる「キューン」という高音が、これまで聞いたことがない未来感を演出。一体感溢れるインテリアは、フロントのタッチパネルのデザインも見やすく使いやすいデザインです。そして乗り心地はしっかりとした安定感と静粛性を兼ね備えた高級セダン並み。
運転を終えると、「あなたの運転のレベル」として得点が表示された事に驚きました。
次回乗車時は、高得点を狙いに気を引きしめてエコドライブ・安全運転を目指します。

初体験!水素ステーションでの水素充填

水素ステーションには、資格を持った専門のスタッフの方が常時待機しています。
ちなみに、セルフはありません。
スタッフの方に、MIRAIへの水素の充填作業を見せて頂きました。

充填する水素は、実はガス(気体)とのことです。マイナス40度の水素の高圧ガスを「MIRAI」の水素タンクに一気に押し込んで行くような感じです。
水素充填時間は満タンにするのに約3分程度で、満タンで約650㎞走行できるとのことです。
「MIRAI」のタンクは、超高圧の水素ガスの圧力に耐えられるような耐久性となっています。70MPa(圧力の単位:メガパスカル)の標準充填に対し、スタッフの方は安全性のため、62MPaの程度の圧力で充填しているとのことでした。
タンク内の圧力の変化で、水素の残量を測っているとのことです。

充填ノズルにマイナス40度の水素ガスが流れていく為、夏でもノズルに霜が付くとのこと。実際に充填ノズルに触らせて頂きました。とても冷たかったです。

やっぱりクルマは楽しい!

新しいクルマに乗るときって、わくわくドキドキしますね。それが「MIRAI」のようなこれまでになかったクルマであればなおのこと。
やっぱり、クルマって楽しい!

<一覧に戻る