
通勤の方々のコートも春モノに変わり、温かさを実感できる季節となってきました。
春の風物詩「さくらの満開便り」も、全国あちらこちらから聞こえてきます。
お花見に行きたいなぁと考えていたところ、「木曽川の河川敷の桜並木はとってもいいよ」とお客様から教えていただき、さっそく散策してきました。
今回は、犬山城から出発、木曽川河川を下って行こうと思います。
いざ出陣!
荘厳で歴史のある「犬山城」

犬山城は、愛知県と岐阜県の県境を流れる木曽川沿いにあります。
ここへは、名鉄犬山線「犬山遊園駅」下車、徒歩約15分とお手頃な距離です。車ですと名神高速の小牧ICで下りて北上し約25分、木曽川に近づくと犬山城が見えてきます。
犬山城は国宝5城ひとつ。室町時代の天文6年(1537年)に織田信康(織田信長の叔父)によって築城され、天守は現存する日本最古の様式なのだそうです。
清流木曽川の豊かな流れ、木々が鬱そうと茂る小高い山の上に立つ天守閣、そして満開に咲き誇る桜。自然と歴史との見事な調和が、日頃コンクリートに囲まれて過ごす私たちに、心の安らぎをもたらしてくれます。
今回は、時間の関係で散策することができず残念でしたが、城下の古い町並みも風情溢れてとても素敵です。
歴史の荒波を生き残った国宝犬山城とその城下町、春の散策にお勧めです!
壮大!木曽川河川敷の春、桜並木
犬山から木曽川沿いをしばらく下っていくと桜満開の大きな公園が見えてきます。
大野極楽寺公園です。
公園沿いの木曽川堤には、樹齢100年を越える見事なソメイヨシノ、エドヒガン、シダレザクラなど約1,800本の桜並木が延々と約7km続きます。桜並木がつくる巨大なアーケードを歩いていると、この道がそのまま夢の世界につながっているような、そんな不思議な気持ちになりました。
ここの木曽川河川敷の桜並木は昭和2年(1927年)に国によって指定された名勝天然記念物なのだそうです。
河川の所々にある公園のなかにはバーベキュー広場が併設されている所もあり、お花見をしながらバーベキューも楽しめます。また広大な芝生もありますので、家族・お仲間内でのピクニックも楽しめます。
巨大なアーチ状のタワー「ツインアーチ138」

さらに木曽川沿いを下っていき視線を遠くに移すと、突然巨大なアーチ状のタワーが目に飛び込んできました。「ツインアーチ138」です。
タワーのある「一宮(いちのみや)市」のごろ合わせで138メートルとなっているのだそうです。モニュメントのようなタワーですがエレベーターで昇ることができ、円盤状の展望台から360度眺望することができるとのこと。さっそく登ってみました。
地上100mからの絶景!

地上100mの展望台からは、木曽川の流れや鈴鹿山脈から中央アルプス等の山並み、
名古屋駅のビル郡や岐阜市内の景色が一望できます。
この日は、うす曇のため、遠くの景色を鮮明に見ることができませんでしたが、ボランティアのガイドの方が、晴れた日の眺望を撮影した写真で丁寧に説明くださいました。
景色を見ながら、オススメの「アイスとワッフルのデザート」と「138オリジジナルのカフェ」を頂きました。疲れた身体に甘いものは効くんですよね。
カフェですっかりくつろいでしまって、再び歩きだす元気が無くなってしまいました。
今回の木曽川の桜散策は、ここで終了!!
次回は、初夏の木曽川散策の続きをしようかな!
