こんにちは!とと吉です。
皆さん多治見ってご存知ですよね? T-lifeでも2回ご紹介しました。
その多治見、2007年に40.9度、当時の日本最高気温を記録して一躍日本一暑い街として有名になりましたね。その記録は2013年に四国の四万十市江川崎の41.0度に抜かれましたが、今でも一年間の真夏日(35度超)日数ダントツ日本一です。
そんな多治見、実は冬はとても底冷えのする寒い街でもあります。
名古屋からは内津峠、豊田からは猿投山・三国山を越えると多治見に入ります。ここを境に、冬場は2-3度気温が低くなります。
今日、僕は多治見のお客様を訪ね、とても心がほっこりする体験させて頂きました。

多治見の冬を楽しむ! 囲炉裏で団欒、ほっこり

お客様のご自宅。なんと、そこには囲炉裏が!
囲炉裏というと、田舎の大黒柱があるような大きな家で床を掘り起こした大きな仕掛けを思い浮かべますが、写真の様なごく簡単に設置出来るものがあるそうです。それをお客様は楽しんでいらっしゃいます。
コンパクトなスペースに火を起こし、ぬくもりと懐かしい炭の匂いを楽しみます。日本昔話の世界に飛び込んだようです。コンパクトなので換気も安心。南部鉄瓶をかけておけば乾燥した冬の空気も柔らかくなります。そこで熱燗で身体を温め、家族で火を囲んで食事を楽しんだり、お客様にとって多治見の冬はほっこりした季節でもあるようです。

楽しむポイントは火入れ

炭は煙の無い秋田産。簡単に手に入りますが、火入れが結構大変だそうです。
手ごろな大きさの炭を選んで最初はバーナーで着火。そのまままにしておくと消えてしまうので、暫し自分がふいごになって丁寧に息を送り込み赤い火種までにじっくりじっくり育て上げます。一度火種が出来れば、そこから周りの炭に次々と火が回り、なんとも言えない雰囲気を醸しだす囲炉裏の主役になってくれるそうです。
人間の世界も火種があると燃え広がりますよね、良い火も悪い火も・・・。

時には1人で一献

しんしんと冷え切った夜。火にかけた南部鉄瓶の中で、美濃焼に注いだ地酒三千盛を温めてちびりちびり。これがお客様の至福の時だそうです。
そんなお話を聞いているだけでこちらも良い気持ちになります。
あー、身も心もあったかい!

生活を楽しみ、仕事も楽しむ

お客様の自宅は多治見の高台にあります。冬になると、そこからは恵那山、御岳、そして北アルプスがくっきりと望めます。雪が積もるとちょっと苦労もするそうですが、多治見の冬の生活を囲炉裏と共に心から楽しんでいらっしゃるのでしょうね。
そして、おっしゃっていました。「生活が楽しいと仕事も何となく楽しくなる」って。


今回の訪問でお客様にご紹介した商品には大変満足して頂き、私の心もほっこりです。
さあ、会社に帰ろうかな。
そうだ。多治見と言えば、うなぎ屋さんが多いってT-lifeで紹介されていたぞ。僕も久しぶりにうなぎでも食べて帰ろう!
ところで、多治見の地酒「三千盛」の蔵元が近くにあるそうです。今日は時間が無いので、次回多治見に来た時に立ち寄ってご紹介します!お楽しみに!

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