そもそもトヨタ会館とは？

トヨタ会館は1977年11月、会社設立40周年を記念しトヨタ自動車本社敷地内に建てられました。以降40年以上にわたり、クルマづくりに関する最新技術や新型車、トヨタが目指す「クルマを通した豊かな社会」への取り組みが紹介されています。

会館内は大きく6つのエリア「環境と感動」「安全と自由」「生産と創造」「企業と社会」「車両ショールーム」「クルマ教室」から構成されており、見応え抜群。様々な角度からトヨタのクルマへの想いを感じることができる施設です。

トヨタ会館をぐるっと一周してみると…

まずトヨタ会館のエントランスをくぐると、目の前にはカラフルなクルマが！私の子供心が一瞬で顔を出し、よし見るぞと自分のエンジンもかかります。
エントランスでは記念品のボールペンもいただきました。「よい品よい考」と文字が入ったオリジナルのボールペン。トヨタの会社代表標語でもあるこの言葉には、よい品をどうつくるか、従業員一人ひとりよい考えを絞り出して実現させるという意味が込められているそうです。

最初のエリア「環境と感動」でエコカー開発、最新のハイブリッド技術を学び、向かったのは「安全と自由」エリア。こちらでは、セーフティシミュレーターを使い、トヨタの安全運転支援機能が体験できます。
実際に私も体験したのですが、ハンドルに手を添えているだけで自動走行が叶ったり、歩行者を検知して自動ブレーキがかかったり。驚きのあまり、思わず声が出てしまうシーンもありました。クルマが私たちの安全を守ってくれる世界が来ているのだなと安全技術の素晴らしさを実感しました。（もちろん私自身も安全運転を徹底します！）

次の「生産と創造」エリアに足を踏み入れると、真っ先に目に入ってきたのが緑の歩道や横断歩道。実はこれ、トヨタの工場内を再現したもので、安全を守る工夫です。トヨタは交通事故死傷者ゼロを目指すだけでなく、従業員の安全を守る取り組みにも力を入れているのですね。
こちらでは豊富な映像、体験を通じて生産工場におけるものづくりの技術を学ぶことができます。溶接ラインで実際に使用されている巨大ロボットの展示等もあり、どれも目を引くものばかりでした。
ちなみに私のおすすめは、ぬり絵のような塗装体験。モニターに写るクルマのボディにどれだけ綺麗にインクを噴射できるかといったチャレンジです。最後に点数化されるのですが、私の点数は35点…。残念ながら1位の方の半分の点数でした…。

続いて、トヨタが目指す将来と現在の取り組みが学べる「企業と社会」エリアを通り、見えてくるのが「車両ショールーム」。人気の車種から、滅多に見られないような珍しい車種まで色々な姿のトヨタ車が展示されています。何より最新車種を店頭に並ぶより先に、いち早く見ることができるのが魅力ですね。
なんとここでは乗車もOK。私はレクサスのオープンカーに乗車しました！クルマに施されている最新技術を学んだ上での体験は感激もひとしおです。トヨタ会館をぐるっと一周し、私の目標は「自動運転のオープンカーを買うこと」に決定しました。

まだまだ紹介しきれないトヨタ会館の魅力

トヨタ会館は常にわくわく、どきどきが止まらないテーマパークのような空間でした。また行きたいと思ったと同時に皆さまにもおすすめしたい！と強く思います。
もちろん私のような大人だけでなく、お子様が楽しめる展示も充実しています。2階にはお子様向けのエリア「クルマ教室」があり、クルマの基本を楽しく学ぶことができますよ。同じ2階にはトヨタのオリジナルグッズ、クルマをテーマにしたグッズが多数揃った「ミュージアムショップ」もあるので、こちらもお見逃しなく！

小さなお子様から大人まで、皆で楽しめるこちらのトヨタ会館。入館料も無料、さらには無料駐車場も完備です。皆さまもぜひクルマの世界を覗いてみてはいかがでしょうか？

詳しい施設情報・ご利用案内はホームページをご確認ください。

今回、初めてトヨタ会館を見学しましたが、目で見て、耳で聞いて、実際に体験して、“トヨタ”を存分に学ぶことができました。
　
最後になりますが、今回お世話になったトヨタ会館の皆さま、本当にありがとうございました。
トヨタ会館の魅力は「人」にもあり。と言えるほど、途中スタッフの方々が親切丁寧に説明をしてくださったことで、より理解を深めることができました。皆さまのクルマへの想い、トヨタへの愛も素晴らしかったです。
さあ、私もこの経験を胸に情熱を持って仕事ができるよう、引き続き勉強頑張ります！