ラグビー
今年のラグビーワールドカップは第9回大会として、2019年9月20日から11月2日に日本で行われ、アジア初の開催となります。サッカーW杯、夏季五輪に次ぐ「世界で3番目のスポーツイベント」ともいわれています。

ラグビーワールドカップについて

ラグビー世界No.1を競う国際大会で第1回大会は1987年にニュージーランドとオーストラリアの両国で行われていて、その後、4年毎に開催され今回で第9回目となります。

日本は第1回大会から全て出場していますが、まだ決勝トーナメントヘ進出した事がありません。前大会では1次リーグを3勝1敗と好成績を残しましたが、残念ながらボーナスポイントの差で決勝トーナメントを逃してしまいました。

ラグビーワールドカップ2019日本大会

全世界から20の国のチームが出場し、開幕戦から決勝まで全48試合が行われます。試合は9月20日から11月2日まで、豊田スタジアムを含め、全国12の都市で開催されます。

出場チーム

日本戦の試合日程

日本戦試合日程

【注目試合】豊田スタジアムでの重要な一戦

ヨーロッパ・オセアニアプレーオフを勝ち抜いたサモア代表。2015年大会では日本代表が26-5で勝利しましたが、1999年大会では9-43と大敗しています。
今回のサモア代表も、世界中のトップクラブでプレーする選手が集うチーム。トライ奪取能力の高いサモア代表をいかに止める事が出来るかが注目です。
世界ランキングを見ても、日本代表が11位に対してサモア代表が16位です。(2019年7月現在)
サモア戦までの戦いをいかに勝つのか、日本代表のレベルアップを証明する戦いになるので注目したいと思います。初の決勝トーナメント進出に望みをつないでほしいですね!

予選プールについて

予選プールは出場国20チームが4つのプールに分けられ、プールの各チームとそれぞれ1試合ずつ対戦していきます。
試合の結果ごとに「勝ち点」と「ボーナスポイント」が与えられ、合計ポイントの高い上位2チームが決勝トーナメントに進出することができます。

■勝ち点
・勝利チーム 4ポイント
・引き分け  2ポイント
・敗戦    0ポイント

■ボーナスポイント
・トライ数が4つ以上 1ポイント(勝敗にかかわらず加算)
・敗戦でも7点差以内 1ポイント

■ポイントが同点のチームが2つ以上ある場合は下記順序で決定します。
1.直接対決の勝者 
2.得失点差 
3.トライ差数(トライ数-被トライ数)
4.得点数 
5.トライ数  
6.抽選

決勝トーナメントについて

同点で決着がつかない場合は、5分休憩ののち、最初に20分間の通常ルールで延長戦を行います。それでも決着がつかない場合は、さらに5分休憩ののち、10分間1本の再延長のサドンデス(先にトライ、ペナルティーゴール、ドロップゴールなどによって得点を挙げたチームが勝利し試合終了)方式を行います。再延長でも決着がつかない場合は、ゴールキックを5人で行い、合計ゴール数で勝敗が決まります。5人終了で同点の場合は6人目から片方が成功・失敗に分かれるまで続くサドンデス方式を行います。

決勝トーナメント日程

決勝トーナメント日程

いよいよラグビーワールドカップ日本大会が始まります。アジアで初めて開催される記念すべき大会です。
ラクビーに詳しくない方も、ぜひこの機会に会場へ足を運んで、生の迫力を体感してみてはいかがでしょうか。

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