年少の娘と、小2の息子のいる我が家。習い事は息子がやりたいと言い出した空手道場のみ。母親としては、今流行のプログラミング教室や、授業に役立つようにと公文や英語教室なども気になります。
小学生になると習い事も増えるようで、「○○ちゃんは、スイミング、ピアノ、習字、英会話を習ってるんだって。」と聞くと、なぜか無性に焦ったり、また我が家はそんなに習い事にお金をかけられるかな?という不安も。
そこで、習い事を始める時期や人気のある習い事、かける費用はいくらくらいがいいのか調べてみました。

英語教室

習い事はしている?いつ頃から始めている?

日経DUALの調査によると、約9割のお子さんが習い事を経験しており、習い事を始めた年齢は、
1位:「年少」24.1%
2位:「3歳」16.8%
3位:「年中」15.0%
と、習い事経験者のお子さんの大半が6歳までに始めているようです。さらに、12.3%=約1割のお子さんが、「0歳」から始めているようで、ちょっとびっくり!

何歳から始めましたか

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習い事ランキング

「習い事の費用」について

実際に他の家庭はいくらくらいかけているのでしょうか?また、習い事にかける費用の目安はどのくらいなのでしょうか?

1番多いのは月1~2万円、次は3万円以上!

日経DUALの調査によると、
毎月かける費用は、
1位:「1万円以上~2万円未満」30.5%
2位:「3万円以上」25.4%
3位:「5,000円以上~1万円未満」21.1%
4人に1人は、毎月3万円以上を習い事にかけているようですね。またまたびっくりしました。

月いくら使っていますか

しかし、これらの費用は1つの習い事にかかっているわけではないようです。「いま同時にいくつの習い事をしていますか」という質問に対して、「2つ」が36.2%、「3つ」が21.4%と、半数以上が複数の習い事をしていることがわかります。

いくつやっていますか

かける費用の目安は手取り年収の5%

いろいろなものにチャレンジして欲しいと思うのが親心ですが、月にどのくらい費用をかけてもいいのでしょうか?
社内のファイナンシャルプランナーに相談したところ、子どもが小さいうちの習い事費用は、「手取り年収の5%以内に収める」のがいいようです。
なぜなら、子どもが小さいうちはお金の貯め時。学年が上がると、学校でかかる費用や、受験に向けての塾代などもかかるので、自然とかかる費用が高くなっていきます。そのため、子どもが2人以上いる家庭も、トータルで手取り年収の5%以内に収まるように習い事を選んだほうがいいようです。
習い事に費用をかけすぎず、貯蓄とのバランスを考えて、将来の教育費や進学費を圧迫しないような計画性が必要だそうです。

実際の予算はいくらまで?

では、手取り年収の5%はいくらなのか、年収別に「習い事の費用」の目安を算出してみました。

計算表

見落としがちなのが、月謝やレッスン費以外にもかかる費用があること。
習い事に必要な道具や楽器の購入費用、交通費、発表会の参加費や衣装代、習い事の種類によってはコンクールの参加費や資格試験の受験料などです。
こういった費用も忘れずに「習い事の費用」に含めて考えましょう。

習い事は、周りのお友達や家庭に影響されてなんとなく始めてしまうこともよくありますが、本人のやる気や興味はもちろん、我が家の予算も考えて始めることが大切なようですね。

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