つらい花粉症

花粉症の方にとってはつらい季節がやってきました。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどといった症状に『今年もきたか・・・』と気分が落ち込む方もいるでしょう。
鼻水、鼻づまりなどの症状が続くことで、睡眠不足になったり集中力の低下やイライラの原因にもなります。
私も鼻水やかゆみに悩まされるので、毎年早めに医療機関で薬を処方してもらっています。薬を飲めば症状は出ないのですが、できることなら薬の量や強さ、服用期間を少しでも減らしたい!!と思っています。
そこで、今回は自分でできる花粉症の予防や対策をご紹介いたします。

日常生活における花粉症対策

花粉症マスク

日常生活では、花粉を寄せ付けないこと排除することが重要なようです。

①花粉を寄せ付けない
外出時は、めがね・マスク・帽子などを着用し、コートは毛足の長いものより、表面がつるっとしている花粉の付着しにくい生地を着ましょう。帰宅時は、玄関先で衣服についた花粉を払い落としてから家に入りましょう。

②花粉を排除する 
帰宅時は手洗い、洗顔、うがいのほかに、鼻うがいもいいそうです。鼻うがいをすると、鼻も気分もすっきりします。今は、薬局などで鼻うがいキット(洗浄器具と洗浄液のセット)も販売していて、とても便利です。
また、室内から花粉を排除するために空気清浄機をご利用する場合は、置き場所が重要です。空気清浄機は空気の動くところで効果がでるので、リビングの入り口あたりの人の通行の多い場所に置くのが効果的だそうです。

花粉症の症状を和らげるとされている食べ物・飲み物

花粉症に効くといわれている食べ物や飲み物を普段から積極的に摂ることで、症状の軽減につながることが期待できるようです。
栄養素の乳酸菌、ポリフェノール、ビタミン、オメガ3脂肪酸が含まれる食品で、ヨーグルト、納豆、生姜、バナナ、レンコン、青魚、玉ねぎ、ごま、しそ、はちみつ、お茶などがあげられます。

栄養素の表

花粉症には有酸素運動が有効

また、花粉症には食べ物や飲み物だけでなく、生活習慣も関係します。
花粉症によくない生活習慣は、疲れ、ストレス、睡眠不足、運動不足、偏った食生活、飲酒、喫煙などがあげられます。
運動はストレス解消になりますし、適度な疲労が眠りを深くし、しっかりとした睡眠をとることができ、生活習慣の改善につながります。運動の中でも、有酸素運動は自律神経や免疫機能を整える効果があり、花粉症に効果的なようです。花粉の飛散の少ない午前中にランニングやウォーキングをしたり、室内で行う有酸素運動でしたら、スクワットや踏み台昇降運動などがおすすめです。

花粉症シーズンを乗り切るためには、普段から免疫力が整うようなバランスのよい食生活と疲労を溜めない生活習慣が大切なようですね。
何か一つでも症状の緩和につながることを始めてみてはいかがでしょうか。

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