「日本酒ほろ酔い健康法(日本酒造組合中央会)」という小冊子をいただきました。とてもためになり、お酒好きには「うんうん!」と納得できる内容でしたので、「日本酒造組合中央会」様に許可をいただいて、皆さんにご紹介いたします。

復活の一杯

毎日の晩酌が楽しみ、という人に、長寿な方が多いのはなぜでしょう。
昔から「百薬の長」といわれてきた日本酒。
そのメカニズムが、ここ最近解明されつつあります。
適度な飲酒は、心臓病やガン、骨祖鬆症、老化・痴呆などの発症リスクを下げるというデータが、世界の疫学的研究で次々に発表されています。
健康を維持するだけではない、積極的に元気を応援してくれる、日本酒。
あなたの心身をよみがえらせる、一杯の効果を知ってください。

アミノ酸 あれこれ買うより 日本酒飲もう

私たちの身体に必要なアミノ酸。
お酒の中でも特に多くのアミノ酸を含むのが、日本酒です。
日本酒に含まれるアミノ酸は、胃を丈夫にして、食欲を増進してくれます。
また、動脈硬化、心筋梗塞、肝硬変や健忘症など、多くの生活習慣病の予防に有効だということも解明されてきています。
サプリメントを飲むのもよいけれど、家にある日本酒をちょっと思い出してください。
ほろ酔い気分で、アミノ酸の恩恵に預かる。
これこそ、一石二鳥の健康法ですね。

血管も ほろ酔いついでに 若返り

日本酒を飲んで頬がほんのり染まってきたら。
それは、血行がよくなっているというサインです。
日本酒は毛細血管の働きを活性化させて、血液を流れやすくします。
また、日本酒に含まれる成分は、悪玉コレステロールが酸化するのを防ぎ、善玉コレステロールを増やすというデータも報告されています。
長寿の秘訣とは、いつまでも血管を若々しく保つようにすること。
しなやかで、ハリのある血管でいるために、日本酒は有効なのですね。

そのお腹 お酒じゃないよ つまみだよ

日本酒を飲むと太るという声がありますが、これは食べもののせいといわなければなりません。
問題なのは、総摂取カロリー。
まず大切なのは、食べ過ぎ、飲みすぎに注意すること。
また、おつまみは高カロリーのものを避け、さっぱりとしたタンパク質食品や野菜、海藻類などがおすすめです。
そして、食べ方もひと工夫。
揚げ物、煮物、酢の物などいろいろな料理をバランスよく食べるのがコツです。
お酒とおつまみの関係、おいしく、正しく楽しみたいですね。

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