「ミッドランドスクエア」。今でこそ名古屋には超高層ビルは多数ありますが、2007年開業当初は名古屋を代表するランドマークビルでありました。当社の本社部門はこのビルに入居しており、我々トヨタ事業部門のオフィスは12階にあります。
そのミッドランドスクエアがマラソンコースに大変身する、変り種の大会がゴールデンウィークの4月30日に開催されるということで、参加してきました。ちなみに参加費は一般4,000円と高額ですが、申込者1,000人超の人気の大会となりました。

ミッドランドに挑む “7人の侍?”

社内では、参加することに対して変人扱いでしたが、スポーツジム仲間に話をしたところ、7名のチャレンジャーが即集まりました。その仲間たちと、いつものオフィスビルと違う顔のミッドランドスクエアを満喫。普段はスーツ姿が多いですが、今日だけはTシャツ、短パン姿ばかりです。階段マラソンは東海地区初開催ともありテレビカメラも多く、大変盛り上がってました。

さあ、いよいよスタートです

ルールは至って簡単です。ミッドランドスクエアの非常階段の1階から44階までの全1,197段を、何分で駆け上がれるかというタイムトライアルです。当然、一斉にスタートはできないので、10秒間隔で1・2名毎のスタートとなります。よって計測はタッチセンサーで、スタートとゴールで腕時計型のチップを機械にタッチして計ります。
大会要領には、競技経験者で8分前後、一般参加者で15分前後が想定タイムです。
我々は日頃レッスンやトレーニング、ランニングなどで身体を動かしているため、完走はもちろん、15分切りを目指して参加しました。

非常階段って、地味ですよ!

スタートと同時に迷路のような館内を進み、非常階段入口まで小走りに移動。すると、スタッフに「センサーに右手のチップを触れてください」と言われて、タッチして競技スタート。
さあ、最初は軽快に登っていきます。しかし、非常階段って地味ですよ。1階あたり平均13段ダッシュ⇒ターン⇒13段ダッシュの左周りをひたすら繰り返します。さすがに、10階あたりから息が上がってきました。
それは私だけでなく、到る所で他参加者も次々とバテテいました。仲間たちとも遭遇して、折角ですので写真撮影。こんな素晴らしい写真を撮れる機会はなかなかありません。

階段垂直マラソンって世界規模!

実は、階段垂直マラソンには世界大会があるんです。
「階段垂直マラソン Vertical World Circuit」世界シリーズとして、ロンドン、ドバイ、ニューヨーク、パリ、マニラ、シドニー、北京、上海、香港の9か所で世界大会が開催されています。2016年12月にはエキシビジョンとして大阪の「あべのハルカス」(1,621段)で日本初の大会が実施されました。

早く登る攻略法としては・・・

①2段飛ばし(又は1段)でスピードアップ。しかし、早く登れる分体力を消費します。

②勢いを増すために手すりを活用。

③疲労が溜まったときは休憩も必要。

④前傾姿勢を意識。息を整えることが大切。

このようなアドバイスがありましたが、1・2段飛ばしはリスクもあると思い挑戦しませんでした。

さあ、ラストスパート!

フルマラソンでも30キロの壁と言って、急に脚が動かなくなることがあります。階段マラソンも30階あたりからが一番キツク、脚が動かないというより呼吸です。息が “ゼー、ハー” 状態です。階段垂直マラソンとありますが、イメージは400-800m走の苦しさです。
3階毎にスタッフが、ランナーの監視及び応援をしてくれるのですが、35階前後のスタッフに「あと少しです。残り200段です」と言われたときには「まだ200段もあるの」と心が折れそうになりました。

そこから最後の力を振り絞り、ヘトヘトでゴール!ゴールは屋上展望台の「スカイプロムナート」。普通はエレベーターで昇り、展望台から絶景を楽しむ場所ですが、今日は展望台で倒れこむ人や咳き込む人が多くいましたが、皆さん達成感から本当に良い顔をしていました。
我々も全員完走して、44階からの景色を堪能して記念写真。私の記録は9分45秒と男性の部門で124位でした。

表彰式でサプライズ

表彰式では、我々のメンバーから「女性18歳~29歳の部」で準優勝入賞者が誕生しました。壇上に上がり、表彰状と副賞を頂きました。おめでとうございます!

ちなみに男性総合優勝タイムは6分22秒、女性は9分38秒ととんでもない速さです。

東海東京証券は、ミッドランドスクエア開業当初から入居させていただいております。今回そのようなご縁があり、当大会に協賛させていただきました。
そんなことで最後にご案内です。
ぜひ、コツコツと1段ずつ階段を登るような“資産形成”をお考えの方は、トヨタFS営業部やマニークにお越しください。毎月定期的にコツコツ積立てる「つみたてNISA」などご用意しております。
なお、トヨタFS営業部やマニークは土日祝日も営業しており、親切なスタッフが応対させていただきますのでご安心ください。

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