今回は「東海地震」をテーマに、よりリアルなイメージを持つことで
他人事ではないことを自覚しつつ、どんな備えが必要かを考えてみましょう。

起きたらどうなる?
気になる「東海地震」をきちんと知る

1.東海地震とはこんな地震
ps_august02-01駿河湾の海底にある駿河トラフ(細長い溝状の地形)は、フィリピン海プレートがその北西にある陸側のプレートの下に向かって沈み込むプレート境界だと考えられています。このプレート境界を震源域として、近い将来大規模な地震(マグニチュード8程度)が発生するといわれているのが「東海地震」です。
2.東海地震はいつ起きる?
ps_august02-02これまでは100~150年おきに岩盤がずれてM8クラスの巨大地震が繰り返し起きていましたが、駿河トラフ周辺の部分の岩盤だけは160年以上もずれていません。「東海地震はいつ起こってもおかしくない」と言われる理由はここにあります。また、駿河湾周辺の地殻のひずみエネルギーも蓄積を続けています。
3.想定される震度分布
ps_august02-03東海地震(M8程度)が発生すると、静岡県、山梨県の一部では震度7となるところがあり、静岡県のほぼ全域及び山梨県、愛知県、神奈川県、長野県、岐阜県の一部を含む地域では震度6強か6弱、隣接する周辺地域では震度5強程度になると予想。太平洋沿岸の広い地域には大津波の可能性もあります。
4.東海地震は予知できる?
ps_august02-04前兆現象を伴う可能性があり、想定される震源域の位置により精度の高い観測網を整備できたことなどから、東海地震は日本で唯一直前予知ができるかもしれない地震といわれています。ですが、現在の技術では数日中に発生するおそれがあるということが推測できる程度であり、日時の特定はできません。
出典:気象庁ホームページ

もう後まわしにしない!
今こそ効果的な地震への備えを!

使える備えでなければ意味がない!自分と家族を守るのは“ 本当に役立つ準備と心構え” です。

充電機能付き手回しラジオは必携
ps_august03-01ハンドルを手で回して電気を発生させる小型ラジオは、かなり進化しています。ぜひ、USBでスマートフォンや携帯電話を充電できる機能が付いたものを選んで。災害時の連絡方法を確保できるので安心です。
ガラスと家具を凶器にしない配置
ps_august03-02家具をしっかり留めてガラスの飛散を防げば、ほとんどの人が地震でけがをせずに済むというデータがあります。ガラスが割れる原因の多くが家具・家電の転倒なので、その配置と距離感を調整してみましょう。
食品は「飯・温・甘」の品揃え
ps_august03-03主食になるもの、温かいもの、カロリーが摂れるものは、慣れない避難で疲労した心身を癒します。スパゲティの乾麺は、水に4時間漬けておくだけで美味しく食べられる柔らかさになるのでおすすめです。
月イチでファミリーミーティング
ps_august03-04避難場所の下見や連絡方法の確認、家の中の危ない場所チェック、応急手当の方法など、家族で定期的に話し合い情報を共有しておくことが、全員の無事に直結します。災害時の役割分担も決めておきましょう。

『地震に強い家は、家族の絆も強くする。』

耐震構造・性能は最高ランクの「等級3」
ps_august04-01トヨタホームの耐震性は、国の定めた住宅性能表示制度において最高ランクの「等級3」。これは災害時の救助活動拠点となる消防署や病院と同等の強さです。
※商品やプランにより異なる場合があります。
安心の非常用品を備えた防災倉庫のあるマンション
ps_august04-02トヨタすまいるライフ(株)の分譲マンションは、災害時に必要とされる防災用品や飲料水、食品などを保管する防災倉庫を設置。炊き出し用のかまどベンチや、下水道に直結したマンホールトイレも避難時の支えに。
※物件により、設置がない場合があります。

「トヨタすまいるライフ」の住まい情報誌 smile

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