やさしい音の調べ、温かい紅茶、お気に入りの小説を片手にふかふかのソファーに身をゆだねる…。こんなゆったりとした休日の午後を過ごせたら、きっと日頃の仕事の疲れをしっかり癒せるでしょうね。
ということで、今回は“音楽と癒し”について調べてみました。

音楽と人間の関わり

人間の生活に深く入り込んだ音楽。お母さんの子守歌から始まり、誕生日やクリスマスソング、映画のBGM、ドライブ中カーステレオで流す音楽などなど、音楽は常に私たち人間と共にあります。
最近、この音楽が人間の身体にとても良い効果をもたらすことがわかってきました。「モーツアルトの音楽が身体に良い」などと聞いたことがありませんか?

音楽のすごいチカラ!

良い音楽を聴くととても心がやすまりますね。でもそれ以上に様々な良い効果が得られるということがわかってきました。「免疫力アップ」「認知症や脳障害の回復」「血圧の安定」などなど、良いことばかりですね。
音は空気の振動であり、その振動が鼓膜を振動させることによって人間は音を感じます。音の振動は周波数「Hz(ヘルツ)」で表わされ、たとえば100Hzは、1秒間に100回空気が振動することを表わします。この音の振動がホルモンなど人間の身体の崩れたバランスを調和させ、良い効果を生むと考えられているのです。

音楽は生演奏が一番!

人間の耳が聞くことができる音域はおよそ20Hz~20KHzと言われています。そのため、音楽CDなどはそれ以上の音、つまり、20KHz以上の振動はどうせ耳に聞こえないのだからということでカットされているのだそうです。しかし、耳には聞こえない音でも、振動は身体で感じているらしく、聞こえる音以上に人間の脳幹を刺激し、身体に良い効果をもたらすのだそうです。
名古屋には、「名古屋フィルハーモニー交響楽団」という素晴らしい楽団があります。たまには、良い音楽を身体全体で聴きにコンサートホールに出掛けましょう!

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