春の風物詩といえば「入学式」や「お花見」ですが、サラリーマンの方には「転勤」かもしれませんね。
実は私もこの4月の異動で転勤となったのですが、引越しは何度経験しても大変なものです。

サラリーマンはつらい!
「単身赴任」と「単身赴任解除」

単身赴任者として自宅がある西三河を離れて、約4年間東京で過ごしたのですが、上京するときは衣類中心に段ボール箱10箱程度。ほとんど手ぶらでの引越しでした。
しかしそこから生活を始めると、生活必需品としてテレビ、洗濯機、冷蔵庫などの家電品から、ベッドやテーブルやソファーなど、どんどんモノが増え、あっという間に部屋が一杯になりました。
それでも単身赴任している間はよいのですが、いざ「単身赴任解除」となると、とっても困ることになるのです。

「生活必需品」から一転「不用品」に・・・

段ボール箱10箱で自宅から出て、戻るときにはトラック1台分・・・。せっかく買いそろえたモノですが、また段ボール箱10箱に戻さなければ、自宅に入りきりません。生活必需品だった、テレビや洗濯機などが、一瞬にして「不用品」となってしまうのですね。さて、この「不用品」どうするか?

①リサイクルショップへ売却する
②友人など希望者に譲る
③ネットオークションなどに出品する
④不用品回収業者に処分を依頼する
⑤引越し業者に回収(処分)を依頼する

まだまだ使えるものばかりですので①~③の方法で有効利用したいのですが、サラリーマンの転勤は忙しいのです。引越しの準備や、異動の挨拶、仕事の引継ぎなどで、とてもゆっくり対応することなど出来ません。④か⑤くらいしか時間がないのです。
そこでポストに入っていたチラシの不用品回収業者さんに電話してみました。最低引き取り料や基本料金は書いてありましたが、やはり事前に業者さんが実物を確認の上での対応になるとのことで、これも時間がなく断念してしまいました。

結局、引越し業者さんに回収をお願いしました。
私がお願いした引越し業者さんはリサイクル料金が必要な家電類が割高で、廃棄料だけで約30,000円以上の出費となってしまいました。これは痛い!(泣)
もっと安いところはないのかなと、あとから調べてみたのですが、どこも似たようなものでした。

ゴミ焼却場(クリーンセンター)への持ち込み

家電リサイクル品や大型家具以外の廃棄は、各自治体の清掃工場に持ち込むことをお薦めします。自治体によっては、クリーンセンター、ゴミ処理場、ゴミ焼却施設、環境美化センターなど呼称はまちまちですが、焼却施設を備えています。西三河地区にお住まいの方であれば、主に以下のセンターにて、無料又は安価で利用することが可能です。
私の場合は、引越しに伴う家電品やベッド以外や自宅にある不要品を、すべて岡崎市板田町にある「中央クリーンセンター」に持ち込みました。

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方法はとっても簡単でした。
車に不用品を詰め込み中央クリーンセンターへ訪問。
車のナンバープレートや免許証などで居住地を確認の上、2,3分で書ける程度の簡単な申込書を記載します。その後、車ごと重量計に載り、あとはクリーンセンター内を係員さんの誘導に従って自走します。
まずは可燃ゴミやダンボール、新聞、雑誌類を積み下ろし、その後は不燃ごみや粗大ごみなどを指定場所に捨てるだけです。トラブル防止のため積み下ろし作業は自身で行わなければなりませんが、係員さんも大変親切で、混雑していなければ20分程度で終わります。ちなみに家庭ゴミであれば、車のタイヤなども1日5本まで、年間10本まで無料で廃棄も可能ですし、自転車も引き取ってくれます。
すべて荷おろししたら、出口で再度、重量計にのり計量します。ゴミの量が100kg以下であれば無料。100kg超の場合でも、10kg毎に70円の支払いでOKです。

安価に大量の廃棄ができて、我が家もスッキリしました!ちなみに2日間利用させて頂き、1日目が110kg、2日目が130kgで廃棄料は合計280円でした。
年末年始やゴールデンウィークなどは大混雑するらしいですが、引越しや大掃除の際は、利用してみてはいかがでしょうか?

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