花を飾る。植える。贈る。
あたりまえのことのようで、実は意外としていないなあと気づく。
待ちに待った春も到来、花との暮らしを始めるいい機会ですね。
キレイなだけじゃない、花の持つさまざまなエネルギーは、いつもの毎日に少しずつ変化をもたらしてくれるはずです。
あなたの大切な人が、好きな花は何ですか?

花を飾る。
ただそれだけで、家族にいいこと、いろいろあります♪

1. キレイな花の存在感が“片付け欲”を刺激する
散らかっている場所に、花を飾ろうとはなかなか思いませんよね。だから、花にふさわしい部屋にしようと、無意識のうちに整理整頓をするようになります。豪華なアレンジメントでなくとも、好きな花を一輪で十分。片付けはちょっと苦手…という人は、一度試してみては?
 ・散らかり具合が目につく
 ・雑誌の山がイヤになる
 ・飾るための棚を拭く
 ・花が似合う部屋にしたい
2 .季節を意識することで感性が育ち会話が弾む
花を通じて知ることは多々ありますが、中でも季節感や命の大切さは特に子どもに伝えたいことのひとつ。花のお世話からも多くを学べます。また四季折々の花があるだけでそれにまつわる会話が増え、家族のコミュニケーションに一役買ってくれます。
 ・自然と五感が刺激される
 ・花の色や香りに話が弾む
 ・花の生命力から活力をもらう
 ・花に対する愛情が生まれる

この春、この場所で咲かせたい。
場所別おすすめの花4選

【玄関先】チューリップ
春の花の代表選手。親しみやすい明るさを振りまき、玄関先に飾れば一日のスタートに元気をくれます。ドアを開ける度にいい香りがしますよ。

【バルコニー】ヒヤシンス
穂のように小さな花を咲かせ、色数も豊富。花持ちがいいので、お庭の地植えやバルコニーの鉢植えでしっかりお世話すれば、長く楽しめます。

【窓辺】アネモネ
その名はギリシャ語の「風」を由来とし、優しい春風がそよぐ頃に咲きます。陽当たりのいいリビングの窓辺で、風に揺られる姿が何とも可憐。

【寝室】ラベンダー
ハーブの女王とも呼ばれる癒しの花。紫色が有名ですが、白系桃系青系といった色も。生花の香りが心を落ち着かせる効果大なので、寝室にぜひ。

家にある○○がお役立ち!
ひと工夫アリの飾り方4選

【リサイクルボトル】
牛乳瓶、ジャム、プリンなどのガラス容器は、素朴な野の花から豪華な大輪までオールマイティに映えさせます。組み合わせを楽しんで。

【食器】
ほとんどの食器が、花器として使えると考えていいでしょう。水をためるちょっとした深さがあればOK。オアシスでミニアレンジも楽しそう。

【卵の殻】
子どもと一緒に作ってみたいのがこれ。卵の上部分だけを割って中身を移し、キレイに洗えばできあがり。いくつか並べるとよりユニークに。

【壁につるす】
切り花のもう一つの楽しみがドライフラワー。一味違う美しさが、部屋の雰囲気をグッと上げます。湿度が低いうちに自然乾燥で作りましょう。

ひとりひと花、選んで育てるプロジェクト

月に1回、家族がそれぞれ好きな花を持ち寄ってみましょう。住まいが見違えるほど華やぎます。花の美しさに加えて、自分で選んだ花への愛着やみんなにも気に入ってほしいという願いが、家族の心を優しく照らすはず。切り花、鉢植え、アレンジメント、どんなスタイルでもOKです。

家の外にも花や緑を 笑顔ほころぶ春の一日

エクステリアで花を育てる
種から育てる「わくわくエリア」と、咲いている花を植え替えてすぐに楽しめる「満開エリア」。両方あれば、エクステリアの魅力が2倍になります。

ウォーターガーデンという発想
自然環境の循環がバランスよく機能する「ビオトープ」の考えを取り入れて、花や植物、鳥や魚が生息し、共に生きる暮らしを楽しみます。

「トヨタすまいるライフ」の住まい情報誌 smile

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