築28年の我が家。古くなったけど代えがたい憩いの場です。でも水周りにはちょっとした故障が続いているし、キッチンの使い勝手もよくしたい、お風呂は広くしたいと思っています。我が団地では最近あちこちでリフォームが行われているのが目に付きます。丁度そういう年代に差し掛かっているんですね。でも、ご近所の奥さんに聞いてみると「業者さんによっては費用がばらばら」「後から後から追加修繕が出てきて何か損した気分」等、不安になる話しも聞きました。

東海東京証券の「リフォームセミナー」

そんな時、東海東京証券トヨタ事業本部でリフォームに関するセミナーをお客様の為に開催する機会があったので私も同席して聞いてみました。そこでは実例に基づく話の中から、不安を取り除くポイントを知ることが出来ました。
先ずびっくりしたのは、「建築業法では、500万円未満の工事請負契約の場合、建設業の免許や建築士免許が無くても工事が出来る事になっている」と言うことでした。リフォームって、資格のある業者さんがやるのが当たり前と思い込んでました。

なるほど、なるほど、セミナーで学んだ三つの基本

セミナー講師の吉田さんが教えてくれた
リフォームの基本その1
「建築業免許があり、建築士が直接話してくれる業者を選ぶこと」
だそうです。特に、営業の方だけではなく「建築士」の方ともお話出来るか否かが大切だそうです。うん、納得。

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さて、リフォームには三つのレベルがあるそうです。
①補修・交換・模様替え・・・ホームセンターに相談すれば私でも出来るかな、出来栄えはともかく
②増減築・間取り変更・・・流石にプロに頼るしかないな
③性能向上・用途変更・・・かなり大掛かり。浴室を広くしてジェットバスを入れたりとか
この②、③の工事は、構造や仕様規程に係るので。建築士資格者でなければ分からないそうです。

リフォームの基本その2
「構造・仕様規程に係る工事は、営業マンではなく必ず建築士と打ち合わせすること。その時『打ち合わせノート』を利用している業者は大丈夫」ということです。
主婦は営業マンとだけ接する機会が多いけど、気をつけたいポイントですね。

業者選定のチェックポイント

リフォームは大きな買い物。慎重に業者を選びたいですね。でも、専門的なことも多くて難しそうです。吉田さんからはこんな具体的なチェックポイントを教えて頂きました。
リフォーム基本その3
①リフォーム業者実績が3年以内の場合は慎重に
②訪問販売や無料点検商法は駄目
③先ずホームインスペクション(住宅診断)をしてからリフォーム箇所を考える
④3社程度の相見積もりをする
⑤見積書が「一式」とまとめている業者は駄目(⇒標準書式で詳細をチェック)
⑥アフターサービス基準が無い業者も駄目
見積もりは曖昧になりがちだから、標準書式で金額を見ることが大切なんですね。

※見積もり例写真

※見積もり例写真

10年前に外壁塗装を建売住宅を作った大手ハウスメーカーにお願いしたとき、入念に調べてくれました。いろいろ先々不具合になりそうなところまで教えてくれて、結局外装と屋根だけの修理をした事を思い出しました。あれがホームインスペクションだったんですね。お医者さんの問診みたいなものですね。
現在は壁の中の構造や床の傾き等を、特別なスキャナーやレーザーで事前にチェックできるそうです。まさしくレントゲンやMRIみたいですね。

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講師の吉田さんも最後に言ってました。「大手ハウスメーカーの家で、構造や仕様に係る増築・リフォームをする場合は、そのハウスメーカーに依頼されることをお勧めします」って。

リフォームの基本が理解出来たから、早速業者さんの話を聞いてみよう。しっかりリフォームの予習したから業者さんとよーく相談して失敗のないリフォームしたいです。風呂も拡張、ジェットバスもつけちゃえ!これも我が家のライフプランの一つですね。

詳しくは下記「株式会社住宅相談センター」ホームページをご覧ください。

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