ブームを超えて、日常のインテリアや癒しのアイテム、また非常時の備えとして暮らしの一部となったキャンドル。 とりわけ、イベントの多いこの季節には大活躍します。
今こそもう一歩深く、キャンドルの楽しみ方を掘り下げてみませんか?
優しい灯りに照らされながら、大切なひとと過ごす素敵なイヤーエンド。想像するだけでワクワクしますね♪

知っておきたい キャンドルの魅力

なぜキャンドルは人を癒すの?
小川のせせらぎやそよ風など、自然界に見られる「1/f ゆらぎ」のリズムは、キャンドルの炎にも存在します。蛍光灯などの直接照明では得られないリラックス感と、森林浴レベルのマイナスイオンを放つ、癒しのエキスパートなのです。

品質と安全性にも目を向けて
キャンドルを選ぶ際は、デザインのほかにも大切なポイントが。
高度に精製された原料が使われているか、灯した時にススが多く出ないか、燃焼時間や炎の色・大きさは安定しているかなど、品質や安全性もしっかり吟味したいですね。

植物生まれの「エコキャンドル」
栽培可能な天然の植物から採れるワックスを原料とした「エコキャンドル」が、最近注目されています。
限られた石油資源をムダにしない、ススが少ないなど、地球環境に配慮したキャンドル。灯す度に優しい気持ちになれそうです。

年の瀬を彩る シチュエーション別おすすめキャンドル

Scene 01 : 神聖な雰囲気の正統派パーティーなら

「ベーシックなピラーキャンドル」
厳かな空間には、円柱型のピラーキャンドルがおすすめ。安定感があり、どんなコーディネートにも馴染みます。溶けゆくロウの自然な形も芸術的。ベーシックなアイボリーに、クリスマスカラーのピラーを足しても素敵です。
Scene 02 : 家族で一年の感謝を伝え合うディナーなら

「想いをつなぐキャンドルリレー」
ウエディングの定番「キャンドルリレー」で、この一年のありがとうを表現しては?全員が小さなキャンドルを手に、思いを語った人から次の人へ炎をおすそ分けします。普段は照れくさい言葉も、キャンドルがあれば素直に言えそう。
Scene 03 : 女性が集まる華やかなパーティーなら

「シャンパン&スイーツキャンドル」
パーティー感を演出するなら、シャンパンがモチーフのキャンドルを。大人可愛いデザインで、女子会を盛り上げましょう。その香りと形に思わず食べたくなるスイーツキャンドルと組み合わせれば、ますます話が弾みます。
Scene 04 : お子さまのいるパーティーなら

「本物の炎のようなLEDキャンドル」
有名テーマパークの舞台装置として開発された、キャンドル型LEDライトです。本物さながらの炎は自然に近いゆらぎを再現し、火を使わないのでお子さまが集まる場所にもぴったり。花や植物とのコーディネートも安心です。
写真提供:カメヤマキャンドルハウス http://k-design.kameyama.co.jp
取材協力:キャンドルアドバイザー 三浦茉莉

キャンドルで『音』を楽しむ

穏やかな炎で、見る人を癒すキャンドル。最近では、音によるリラクゼーションキャンドルも登場しています。
たとえば、特殊加工された自然木の芯に火を灯すと、聞こえてくるのは暖炉や焚き火のような“パチパチ”という心地よい響き。その音色に、良質なアロマの香りや長く安定した燃焼時間を備えたものもあります。キャンドルの楽しみ方がますます広がりそうですね。

厳しい寒さを忘れさせる ぬくもりに満ちた住まい

キャンドルと相性のいいやわらかな間接照明
キャンドルと間接照明を一緒に灯す。
この異種競演が、空間を魅力的に演出します。キャンドルのみの場合より明るくなり視認性も高まるので、室内の移動も安全。

家族をあたためる暖炉のあるリビング
心を落ち着かせる炎を、暖炉で楽しむのもひとつ。
最近は、煙突やガス管などの施工が不要で安全にも配慮した、家具感覚の「バイオエタノール暖炉」が話題です。

「トヨタすまいるライフ」の住まい情報誌 smile

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