今年のボジョレーワインが、いよいよ解禁されます。

毎年この時期は、営業で外回りをしていると「ボジョレーヌーヴォー」のポスターをよく見かけます。社内でも申込パンフレットが回ってきたので、今年は2本予約しました。
日頃からよくワインを飲むわけではないのですが、この時ばかりはワイン党となるわけです。ワイン通の方の中には、「ボジョレーヌーヴォー」は若いワインなので、あまり好きではないとおっしゃられる方もおられますが・・・。年に一度のお祭りです。

「ボジョレーヌーヴォー」とは

「ボジョレー」は、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部の町リヨンから北部に広がるなだらかな丘陵地帯です。
その名は、「美しい台地」を意味するボージュ(Beaujeu)に由来してます。
「ヌーヴォー」は、新酒を意味します。ボジョレー地区で夏の終わりに収穫したブドウを、
その年の内に仕上げた新酒のワインが「ボジョレーヌーヴォー」です。

ボジョレーヌーヴォーの解禁日は、歴史的に紆余曲折があったようですが、現在は1985年にフランス政府によって「11月の第3木曜日午前0時」と定められています。日付変更線の関係上、日本では本国フランスよりも早く解禁日を迎えることができます。

ワインの健康効果

ところで、「ワインは健康に良い」と言われますので、ちょっと調べてみました。
ワインにはブドウの成分であるミネラル・ビタミン・ポリフェノールがたくさん含まれており、体内の抗酸化作用、血圧降下、殺菌作用、抗ガン作用等、多くの効果が期待されています。

高級ワインの優れた効果
熟成された高級ワインには通常のワインと比べ、特に多くの有効成分が倍加されています。
限定のビンテージワインなど長期貯蔵ワインは、分子の高分子化が進み、高級アミノ酸が発生しています。高分子化はポリフェノールと同じ働きをしますのでポルフェノールと合わせ、ダブル効果が期待されます。

●動脈硬化・ガン予防
ポリフェノールは動脈硬化やガンの予防になると言われています。
ポリフェノールは酸化しやすい物質で、体内に入ってすぐ活性酸素と素早く結合するため、動脈硬化やガンの原因となる悪玉活性酸素を消滅させてしまうのです。
更にワインをつくるブドウの中には、最近発見されたレスベラトールというポリフェノールがあり、殺ガン物質が含まれ、現在ガン治療薬として研究開発が進められています。

●高血圧予防
ワインに多く含まれるカリウムは体内のナトリウムと結合して、塩分を減少させ、高血圧予防に役立ちます。

飲みすぎには注意!! 程よく飲んで健康維持!!

健康効果があるとはいえ、飲み過ぎには注意しましょう(自戒の念を込めて…)
ワイングラス約1杯で十分効果があるそうです。ポリフェノールを例にしますと、一番多い野菜に対して赤ワインは20倍以上の効果があると言われています。
ワインをたくさん飲む必要はないようです。

11月17日(木)の解禁日は、健康に感謝して、程よくボジョレーヌーヴォー堪能しましょう!

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